夏至(げし)
夏至(げし)
2025年6月21日(土)
6/21~7/6の時間帯 第10
一年で昼の長さが最も長くなる日
全国的に梅雨の晴れ間。
明日からは、雨空の予報。
東京地方の 日の出は4時26分
日の入りは19時1分だそうです。
ご紹介するのは
水出し中国茶(新発売)
「広東茘枝紅茶」
茘枝とはレイシ(和名) ライチ のことです。
生ライチのみずみずしさを再現し
紅茶のおいしさ、甘さを充分に楽しめ
水を入れるだけで いつでもどこでも、誰もが手軽に飲める。
これを目指しました。
水出しの限界に突き当たり
それを超えるために
淹れたてのお茶のフリーズドライ
エキスパウダーの開発に着手。
さらに思考錯誤を繰り返しました。
ライチ紅茶は 果実の香りのフレッシュさが命ですが、
香りは自然のものでも、
強く出すぎてしまうこともあり、苦労しました。
広東英徳紅茶とライチ。
茶葉とパウダーの配合割合。
わずかな差で印象が変わり、
もしかすると、リムテー秘伝、 に類することかもしれません。
ライチは、
一日で色が変わり、
二日で香りが変わり、
三日で味が変わる、
と言われるほど扱いが難しい果物。
馬伯庸の歴史小説 「長安の茘枝」のドラマ放送は
中国のSNSをにぎわせています。
長安城の下っ端役人・李善徳。
楊貴妃の誕生日までに、 新鮮なライチを届ける任務を命じられ、
突然降って湧いた無理難題。
絶対失敗は許されず、 カウントダウンは始まり
ドラマは大いに盛り上がります。
ライチの名産地嶺南から 長安までの距離は五千余里。
主人公が課せられた 「一族に及ぶ命がけの任務遂行」と、
水出しプロフェクトを 一緒にすることは 到底出来ませんけれども、
旅の途中の彼に現代からタイムスリップし
よく冷えたライチ紅茶の一杯を 「リムテー、お茶どうぞ」と差しだして、
時を忘れて語り合い その労苦をねぎらいたい。
一口含めば、
ライチそのものをほおばったかのような 果実味が広がり
脳がバグりそう。
飲み干した爽快感はすっきり。
時間をかければお茶のうまみが 足されていき、
これもまた至福。
リムテーの水出し中国茶
「広東茘枝紅茶」(ライチ紅茶)
夏の扉を開けて あなたをどこかへ連れて……。
その前に、 これが冷えている家に帰るのが
楽しみになります。
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