守香 白芽奇蘭の物語を訪ねて 序章 

産地 海抜1000M

  雲半山 霧半山

  半山雲霧繞茶園

  情半山 愛半山

  半山情思滿茶園  

      「奇蘭姑娘」

(うた 陳姿 / 歌詞全文魔鏡歌詞網)


           

雲がかかり、霧に覆われ
その半分が雲と半分が霧の山が続く茶園よ

情けと愛と 人の思いが満ちる茶園


歌詞はこう続きます

最も美しい人それは君、
最もよい香り、それは奇蘭



閩(びん)というのは

福建地方を指す昔の呼び名です。

今も閩南、閩北と呼びます。

閩南は泉州、漳州、廈門などを指します。


冒頭の詩は、

その閩南地方にある

ご当地ソングの歌詞です。

(茶所に歌ありです)


姑娘(クーニャン)、未婚の女性を

お茶の葉にたとえる

クラシカルな歌詞は

ノスタルジックです。

ところが、曲調は

聞いてびっくり。

やさしい女性のデュエットに

明るい今風の、ラップも入った

ポップスに仕上がっていました。

(※広報注 YouTubeにはなかった)


奇蘭の娘は すなわち

福建省平和県高山茶

「白芽奇蘭」が

うたわれています。



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厦門RIMTAE 一守堂 

葉子です。


2021年5月。

私たちは、奇蘭の故郷平和へと

車で出発しました。

そのお茶と茶人の物語を訪ねるために。


高速をおり市街地から

茶工場へと続く道へ入ると、

間もなく、大丈夫かなと

不安と恐怖が生まれました。

U字に曲がりくねった

山道がうねうねと続く。

途中の美しい景観を見る?

そんな余裕などまったくありません。


しかしながら、歌詞の通り

雲半山霧半山。

(道中もまた)

半山雲霧は茶園を取り巻いて

(視界にも雲と霧)

この半山を愛し、半山茶園を思う。

(今は茶園に無事着くこと、茶園だけを思う)



茶工場には夜の7時過ぎ

ようやく到着しました。


厦門から出発して

高速で一時間半あまりで

平和県についたが、

そこから茶園までの山道がさらに

2時間余りもかかりました。


しかし、工場長とお会いし、

お茶を淹れて、飲みながら

直接お話をすることができた。

私たちは、この訪問はそれだけでも

価値があると思いました。



次回は、この価値ある旅の内容を

お茶を飲みながら聞いたお話を

茶園をご案内しながらお届けします。


            厦門より 葉子


広報 ばっちゃんです。


今年の5月の葉子さんたちの

「茶園への旅の記録」を

読んでほしいなと思いました。


私たちのお客様が

リムテーで購入する

白芽奇蘭はこの工場で作られています。


奇蘭の持つ特性、良さを知る

この茶園の茶人の作る奇蘭を組み込んだ

2021年新茶4種セットが

旅の便りとともに

福建より届いております。



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ご家庭で、ポットやカップで

気楽に味わいながら……読む。

あるいは読み終わってから

本格工夫方式で

ゆっくりお茶と向き合う。


いずれにしても

ちょっとした旅を

厦門のスタッフの案内で

ご一緒にできればとても幸せです。


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         2021年新茶 

   鉄観音清香 白芽奇蘭 

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守香 白芽奇蘭の物語をたずねて 本編

へ続く





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