穀雨(こくう)
4月20日(月)第6
4月20日〜5月5日までの時間帯
春の雨が田畑を潤し、 穀物の成長を助ける頃。
春の終わりを告げるしとしととしみ入るような雨。
穀雨という響きには 「もう遅霜の恐れはない」と
農家の安堵までも聞こえてきます。
お茶農家は、穀雨までに一番茶、二番茶を摘み、
少しでも良いお茶を高値で市場に出したいと 願い
仕事に精を出す時期でもあります。
みなさん、お変わりありませんか?
「春に三日の晴れなし」
お天気は変わりやすいですが、
過ごしやすさを感じている方も多いのではないでしょうか。
ただ、この時期は「上半身は熱、下半身は冷」となりがちです。
明るい陽光に誘われて薄着をしたくなりますが、
気づくと足元から冷えてくるもの。
散歩などで脚を動かし、 循環を良くしたいですね。
大型連休も控えています。
休日を万全で楽しむためにも、 無理をせず体調を整えておきましょう。
リムテーには、 江南の春の終わりを告げる
「二十四番花信風」最後の花とともに
2026年の新茶(緑茶) 「明前龍井(めいせんろんじん)」が 入荷しました。
スタッフも 今か今かと到着を待つほど 楽しみな出来、と聞いていました。
封を切る瞬間、 漏れ来る龍井特有の香りに
期待がさらに高まりました。
早速、蓋碗(130ml)で 2~2.5g(1袋の約半分量)
湯温は 90度ほどで淹れてみました。
茶器にお湯を入れ、しっかり温め その湯は捨てます。
茶葉を入れ、お湯を注ぎます。
やわらかい新芽ですから、 眠っている赤ちゃんをそっと起こすように、
なるべく茶葉に直接当たらないよう、
やさしく注ぐのがおすすめです。
淹れたお茶を茶海や茶杯へ移し、 3~4煎、
お好みで調整しながらお楽しみください。
茶葉は均整が取れて艶やか。 お湯を注ぐと芽と葉が開き、
グラスやガラス蓋碗では、
水中で浮き沈みする姿は翡翠を思わせます。
釜炒りならではの豆や花のような 香ばしい甘みが漂い、
口当たりは清々しく柔らか。
湯をあてた後の茶葉の美しさは、 それが尊い新芽であることを
教えてくれます。
※茶殻はお浸しにしても美味しくいただけます。
春茶は、二十四節気の「清明」前に摘まれる「明前茶」と、
今の時期「穀雨」前に摘まれる「雨前茶」に分けられます。
(実際、もっと細かい線引きがあるのですが それは、
また別の日にお話しするとして…)
摘み取りが早いほど質が高く「上品」とされ、
特に明前茶は贈答用として非常に高い需要があります。
2026年の穀雨の最新のトピックは 「高香(ガオシャン)」。
「夜に雨、日中に晴れ」という最高のサイクルが続き、
芽吹きのタイミングが揃うなど
職人たちも「今年の葉は質が良い」と嬉しそうだとか。
バイヤーや地元の愛好家は、その日摘みの雨前茶を求め
農家を直訪するそうです。
早朝摘まれた茶葉が 家々の日陰で「摊放」され
若草のような香りを放つ。
夕闇が迫る頃、 村中に漂う栗や豆を焼いたような
甘く力強い香りに誘われて、
農家を訪ね、茶を分けてもらう。
目の前の小さな器からも
そんなことを夢想して笑ってしまいます。
※欠品の際は、商品ページ問い合わせより
お尋ねくださいませ。
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