寒露(かんろ)

寒露 (かんろ)

2024年10月8日 (火) 第17 

10月8日~10月22日の時間帯

 

草花に降りる冷たい露。

色づく秋草もありますが、 

草木はうなだれ枯れて行きます。 

落ち葉が目立ち始めると 畑には麦を播く時期です。 

熱を帯びた昼の時間も 

あっという間に夜に吸い込まれ、 

涼しい感覚は失せ、 足元から寒さが忍び寄る頃。 


すっかりと冬に向かう 養生に切り替えていきましょう。 


乾いた空気と、朝晩の冷え込みは 

肺、呼吸器の粘膜を収縮させ、 

気道の繊毛運動が弱くしますから 

喘息など持病のある方も 

そうでない方も 喉も冷やさぬよう。 


 靴下を履く。

一枚の重ね着。 着脱で調整をこまめに。 

シャワー浴を湯船に。 

あたたかいものを口にする。 


朝に晩に茶杯で飲む 中国茶は 身体を温めます。 


リムテーがこの秋冬に 

特におススメする季節限定茶 

鳳凰単叢2種は もうお試しになりましたでしょうか。 

寒露にご紹介するのは その一つ 「鴨屎香」(やししゃん) 

鳳凰単叢 鴨屎単叢 銀花香 高山

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この文字の並びを見て 眉をひそめた人は正解です(笑) 

その「え?っ」と二度見したくなる驚きが 

若い人達にも目に留まり 

お茶好きの人にまた知られ 

鳳凰単叢というお茶をさらに 広く世間にアピールしました。 


「鴨屎香」というネーミングは バズった!わけです。


広東省潮州にある鳳凰山は有名です。 

その鳳凰と呼ばれる地域で 栽培されている

単叢種のお茶です。


実はこのお茶には もう一つの名があります。   


「銀花香」


 自生していた金銀花の香りに 似ていたから 

その名がついたと言われます。 

この花を使った のど飴などもありますね。 

 鎮静、抗炎症効果などがある 漢方で使う花で 

ちょっとした苦みがあるそうです。 


 白い花の淡い甘い香り 


このお茶の最大の魅力を 教えてくれる名前です。


艶のある杏色の茶水 

甘い花香が静かに満ちて 

その味わいは どこまでもやさしく 

香りの余韻がおだやかに続きます。 


拠れの少ない条形の茶葉は

湯を一度含んだ後は 

どんどんその味と香りを 

碗の中に放出していきます。 

 

最初の湯をすぐ捨てるのは 「洗茶」とは言いますが 

お茶に「起きなさい」と 合図をする感じかもしれませんね。


目覚めがよくて

惜しげなくその香りと 味わいを

湯の中に移して くれますから 

水色に注意しながら 何度も味わってみてほしいです。 


ご自分の好みの濃さも 見つけてください。 


秋と静かなおしゃべりを 楽しみながら 

温活しましょう。 


※淹れ方のコツを教室の先生や 店主に

確認しながら 詳しく掲載しました。 

ぜひご覧ください。


画像 使用茶器 瑞雲つまみ蓋碗 

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