工芸茶 BODY(番外編)

この「ころん」とした塊が

工芸茶のボディです。

グラマーでしょ?


細長いもの

丸いもの

きのこ型

このようにちょっとハートのもの

いろいろとありますが

大体、このぐらい(画像)の大きさ

ではないでしょうか。


茶葉をまとめるときに

ナイロンなどの弾力のある繊維で

通気性のある網目の細かいネット状のもの

(例えばストッキングのようなもの)でくるんで

きっちり成型をして、自然に固まるまで保存します。


ですから、このような

ハート型💛もできるわけです。


ボディである細長い大きめの葉っぱは

緑茶の芽です。


これを職人の手わざで束ね

芯の部分にこっそりひそませる

花はいろいろあります。

花の形状、特徴にあわせて使います。

ジャスミンの花をいくつも連ねたものを仕込んだり

先日紹介したマリーゴールドが真ん中で開くよう忍ばせたり

工夫があるわけですね。


そういう作業の中で

花の色や、形、できていく全体の姿

そして花の効用で

連想される花言葉が生まれてきました。


下を重く、上を軽く比重を考えて

束ねてまとめます。

これによって、

お湯の中で自然にお茶が

ほぐれていく間に花が上へ向かいます。


このかたちに整える作業はすべて

人の手で行っています。

ですから、ひとつずつ、ちょっと大きさや

作りがかわってくるのです。


形が簡単には崩れないほどに

収まるまで、このネットの中に入ってもらいます。


ええ?

この外側の大きな葉は緑茶?

なのに、なぜジャスミンの香り?


工芸茶は成型をしてから形が収まるのを

待つ時間が必要なわけですが

新鮮なジャスミンの花のつぼみをどっさり摘んで

工芸茶を上に並べて、その上から

またジャスミンの花をかけます。

ジャスミンの花のお布団に

工芸茶は眠って香りをまといます。


それから、一つずつ

ネット状の繊維などを外し

衛生管理のもと、包装をしています。


ご存知でしたか?

茶葉で上手にくくったり止めたりしてあります。

連なるつぼみたちは糸で

つながっていますが

それらを上手にくるむ手があって

熟練した手わざが作るもの。


工芸茶のジャスミンの香りが

強すぎず、やさしいのは

白く開花し始めた良い香りのつぼみをたくさん使うから。


ジャスミンの香りのベッドで

ぐっすり休んだ工芸茶が

あなたをリラックスさせるのです。


工芸茶の基本(Body)は

緑茶とジャスミンの香り

自然のおりなすハーモニーに

花たちが色と言葉を添えます。


楊貴妃も好んだといわれるジャスミンの香り

自律神経を助けるはたらきもあります。

普段は市販のジャスミン茶が苦手

と思っている方にも

工芸茶のやさしい香りならOK

ということもあるくらい嫌味のない香りのものが多いです。

(※自然のものなので、ロットによって

香りの強弱に少なからず差はあると思います)


工芸茶の種類の紹介以外は

このように番外編でお届けします。

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